健康管理についての説明・相談
自分に合う健康管理について教えてほしい!
小児・AYA世代がん経験者の健康管理の方法は、もともとのがんの種類、性別、治療を受けた年齢、治療の内容や期間、遺伝的背景によって異なり、治療サマリーを入手することが、健康管理方法を知る上で大切であることは、「小児・AYA世代がん経験者の健康管理」で述べた通りです。
自分にとって適切な健康管理方法を知るには、この治療サマリーに基づいて、今後、どのような晩期合併症などの健康問題のリスクがあるのか、どうすれば早期発見などの対応ができるのか、小児がんの治療医から教えてもらうことが確実です。
主治医に相談してみよう
自分に合った、具体的な健康管理の方法について説明を受けてみましょう。
「治療サマリー」を入手できていない、「治療サマリー」は持っているけれど、健康管理について教えてもらったことがないという方で、今でも治療をしてくれた先生に受診ができるようだったら、是非、今後の健康管理の方法について説明を受けてみましょう。主治医の先生が外来を担当されていることは確認できていても、しばらく受診をしていないと受診を躊躇することもあるかもしれません。
“20歳を超えても主治医の小児科に受診はできる?”
“久しぶりの受診で主治医の先生にどう伝えたらいいのだろう?”
特にがんの治療が終了してから年数が経過していると「治療サマリー」の作成に時間を要する場合もあります。主治医が異動や退職で相談ができない小児・AYA世代がん経験者の方もいらっしゃると思います。
がんの子どもを守る会では「小児がんでんわ相談室」として、小児がんについての悩みや、不安、質問など、ソーシャルワーカーがお話を伺う相談事業を行っております。どうしたらいいのだろう?と迷った時には、下記にご相談ください。
一緒に考えましょう。
主治医や治療病院に相談できない場合の相談窓口
主治医や治療病院に相談できない。どこに相談したらいい?
自分に合った健康管理の方法を知りたいが、定期的な受診がなく、相談できる場所もない主に18歳未満で発症した現在18歳以上の小児・AYA世代がん経験者の方を対象に新たな事業を行っています。治療歴に基づいた健康管理の方法を説明を受けられるよう医療機関と繋ぐお手伝いをいたします。受診前後のアンケートの回答に協力いただいた方には、アンケートのお礼としてQUOカードを差し上げます。先ずは下記の窓口までご連絡ください。